テレビにはあまり映らない……五輪・福島会場の「周辺」 報道 2021.07.212021.10.04 きょう、オリンピックのソフトボールの試合が、福島県福島市の「あづま球場」でありました。取材許可証を持たないウネリウネラは、球場をすっぽりと覆う巨大なフェンスの中には入れません。その代わり、テレビや新聞にはあまり出てこないだろう、フェンスの外側の情景を撮影してきました。ご覧ください。 試合があった福島県営あづま球場は、あづま総合運動公園という、体育館や小さいこどもの遊び場などが入るとても広い公園の中にあります。その公園に至るあらゆる道で、写真のような交通規制が行われていました。 公園の近くは警備が厳重で、撮影していると警察官が職務質問にきました。 それでも公園内に入ると、あづま球場は高さ3~4メートルの巨大フェンスで覆われていました。当たり前ですが、人はほとんどいません。 スタジアムの近くです。警備の方がいましたが、ほとんど人が通ることはありませんでした。 高ーいフェンスです。 スタジアムの裏側に回りました。 まるで万里の長城のようです。 高いフェンスの上のほうには、ところどころ監視カメラが設置されていました。 めいっぱいスタジアムに近づいてみると、客席の上のほうが少しだけ見えました。無観客開催だから当たり前ですが、スタンドには誰もいませんでした。球場内からはファンファーレのような華やかな音楽が聞こえてきました。 公園内はほんとうに人がいません。 福島のこどもたちが育てたアサガオが、選手たちを激励するために集められていたようです。そのアサガオは、スタジアムから遠く離れたところに、ほっぽらかしにされていました。 公園の周辺、スタジアムからはかなり離れたところで、数少ない市民が「五輪反対」をかかげるアピール行動を行っていました。この猛暑で、しかも厳しい交通規制がしかれている中で五輪会場に近づくのは相当な負担です。「市民の声を排除しようとする五輪」と言えると思います。 きょうは2021年の7月21日です。
コメント
復興五輪どころか、「不幸」五輪の実態まざまざという感じですね。
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