父の日の絵~いやな予感と意外な結末~

昨日、保育園から帰ってきた次男が

「今日、今度父の日があるから、絵を描くってことになってさ」

ここでいやな予感がしました。

私は「母の日」やら「父の日」やらに合わせて学校や園などで、父母の絵を描くという習わしが好きではないからです。

まず私の友人の中にも、さまざまな事情で「父母」がいない、もしくは一緒に暮らしていない、その存在を知らないという人たちがいます。

さらに、両親と暮らしていたとしても、その両親に対して子どもがどのような感情を抱いているかはさまざまです。

けれどもその「父母の絵」習わしにおいては、その目的自体が「似顔絵で父母への感謝を表しましょう」ということですよね。その一方的な押し付けに、子どもの頃から抵抗感がありました。

なので、先ほどの話を聞き始めたときにいやな感じがしたのですが、次男は

「それでね、おれ、長男(兄)の絵を描いたんだ~」

と続けたのでした。わお!

次男から聞いただけなので詳しくはわからないのですが、どうやら担任の先生は「家族の絵を描こう」と提案してくれたということです。今は、そういう感じなんですかね。

それでも、お父さんの顔を描く子のほうが多いのか、それとももっとばらっとした感じなのか、気になるところです。ばらっとしててくれたり、人間じゃない絵もちらほらあってくれたりしたらいいなあ、なんて思ったりしました。

長男もですが、次男もけっこう好んで絵を描きます。

「ちょっと髪型のとこ失敗しちゃったんだけどね~」って言っていました。

長男、愛されてるね。

次男の絵。記事内の「兄の絵」ではありません。

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