映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」11月3日よりフォーラム福島上映!

報道

ご無沙汰しております、ウネラ=麻衣です。今回は、11月3日からフォーラム福島で上映されるドキュメンタリー映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」をご紹介します。私が個人的にとても感銘を受けた作品です。

3日(金・祝)上映後には河邑厚徳監督のアフタートークも開催!
貴重な機会ですので、ぜひ劇場へ足をお運びください。

https://www.forum-movie.net/fukushima/movie/4976

作品紹介

広島・長崎の核爆発の凄絶さを描いた「原爆の図」をはじめ、「南京大虐殺」「アウシュビッツ」と一貫して戦争の地獄絵を描き続けた丸木夫妻が、最晩年に取り組んだ「沖縄戦」。沖縄や近隣諸島に生々しく残る戦地を巡り、体験者の証言を聞きながら6年の歳月をかけて描き出した「沖縄戦の図」は、あますことなく戦争の悪を描き、その記憶を未来へ継承しようとする怒りあふれる作品となった。地上戦を生き延びた人々の切実な思いが込められた、全14部にわたる「沖縄戦の図」をのこらず紹介し、丸木夫妻の「人間といのち」への深い鎮魂と洞察の軌跡をたどるドキュメンタリー。

映画公式サイトはこちら→ https://sakima.jp/movie/

上映日程

●日時:2023年11月3日(金・祝)~11月9日(木) ※各日10時~上映
●劇場:「フォーラム福島」(福島県福島市曾根田町7-8)
●チケット:「フォーラム福島」設定料金 forum-movie.net/fukushima/price
 ※招待券は使用できません。
●アフタートークイベント
 11月3日(金・祝)上映後:河邑厚徳監督ご来場決定!

【監督プロフィール】河邑厚徳(かわむら・あつのり) 1948年、愛知県生まれ。元NHKプロデューサー。1971年にNHK入局以来、「がん宣告」「シルクロード」「アインシュタインロマン」「チベット死者の書」「エンデの遺言」「インターネットドキュメンタリー・地球法廷」「世界遺産プロジェクト」など、現代史、芸術、環境、科学、宗教などを切り口にした数多くの優れた特集ドキュメンタリー番組を企画・制作。映画監督作に『天のしずく 辰已芳子いのちのスープ』(2012) 、『大津波 3.11 未来への記憶』(2014) 、『笑う101歳×2 笹本恒子 むのたけじ』(2016) 、『鉛筆と銃 長倉洋海の眸(め)』(2023)がある。

ウネラより

この作品は、一般的な戦争ドキュメンタリーとは趣を異にし、「沖縄戦の図」という絵画から戦争の全体像を浮かび上がらせるという斬新な手法がとられています。女性や子どもの視線を細かに捉えている点や、沖縄戦を継承しようとしつつも戸惑い震える若い世代の姿が描かれている点も印象的でした。

ぜひ劇場で、絵画に描かれた沖縄の人たちの声に耳を澄ましてほしいと思います。

※近日、他媒体で河邑監督インタビューを配信予定です。またお知らせします。

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