【原発事故汚染水海洋放出】みなさんの声⑥:「なぜ東京湾でないのか」「国家石油備蓄の空きタンクを利用せよ」「克明な事実の記録を」

新着情報

 東京電力福島第一原発事故によって生まれた汚染水の海洋放出について、ウネリウネラでは7月6日に福島県会津若松市内で行われた市民と経産省・東電との意見交換会の模様を詳しく伝えました。その記事を受けた読者の皆さんのご意見を紹介しています。

関連記事は以下:
【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(前半)
【原発事故汚染水の海洋放出】市民と経産省・東電の意見交換会(後半)


【grouseさんからのご意見】

「なぜ東京湾でないのか」に、ハッとしました
 ありがとうございます。勉強になりました。
 会場のご意見は全て正しく、国と東京電力の相変わらずの無責任さに憤りを感じます。
 東京湾に流せないなら福島沖にも流すなは、当然のことでしょう。私はまず、「国会と経産省と東京電力で飲料水として使ってみろ。話はそれからだ」と思ってます。

【ウネリウネラから一言】

 7月6日の意見交換会では、会場から「福島に押しつけるな!」という声が飛んでいました。そうした気持ちが湧いてくるのは当然のことだと思います。

 「飲めるのか」問題については先日の意見交換会でも話題にのぼっていましたので紹介します。

参加者:放出する処理水は飲めますか? 飲めますか?
経産省・木野氏:放射性廃棄物を飲んではいけないです。安全かどうかではなくて、飲食してはいけないものなんですね。なので、「飲めますか」と言われて、「飲めます」ということではないと思います。
参加者:分かりました。じゃあ麻生さんが嘘をついていたということですね。ありがとうございました。

参考(2021年4月13日付東京新聞Web):麻生財務相、原発の汚染処理水は「飲んでも何てことない」
   

【荒木福則さんからのご意見】

国家石油備蓄の空き容量に陸上保管の打開策

 経産省も陸上保管ができればそれに越したことはないと考えるが、中間貯蔵施設へのタンク建設は双葉、大熊町の復興を妨げるという理由で、また、他県の汚染水の移送は法律上の問題があり、現実的でないと回答しているようです。
 この二つの障害をクリアした現実的な陸上保管の方法が有ります。私のブログ「荒木福則ブログ」の4番目の記事に、その方法を記述しています。下記にその要旨を記します。

 国家石油備蓄に、去年のIEA協調放出により、ちょうど130万トンの空き容量が有ります。義務量90日に対し145日分も在庫があり大幅な過剰在庫なので更に空き容量を増やすことは自由自在です。国家石油備蓄の空き容量は、福島第一原発敷地内タンク群の延長と言えます。そう言える理由は三つ有ります。一つには、処分の前面に立つと言う国が国家石油備蓄基地を所有していること。二つには、汚染水の所有者で管理者である東電が国家石油備蓄基地の操業管理を行っていること。三つには、空き容量には石油は積み戻せない、空きっ放しにも出来ない、従って、汚染水を貯められる。という三つです。国家石油備蓄で陸上保管することは、汚染水の県外搬出であっても他県の汚染水受け入れではありません。単に、他県に在る、国と東電が所有管理運営している倉庫に搬入・蔵置し、国と東電の責務として陸上保管するだけのことです。他県がどうこういう筋合いはありません。放出設備を延長し一点係留ブイを設置し、中型タンカーで一挙に海上から移送搬出します。沖合で小型タンカーから瀬取りという方法も有ります。
 並行して、双葉、大熊町の住民の「海洋放出するぐらいなら、中間貯蔵施設の土地を陸上保管に使って欲しい」との意思を顕在化し、明確に経産省に伝えておくことが大事です。

【ウネリウネラから一言】

 東電によると福島第一原発のタンクにためた汚染水の量は約130万トンです。荒木さんによると石油備蓄用のタンクがちょうど130万トンほど空いているのですね。

 確かに、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格の高騰を受けて、日本政府は昨年、ためていた石油の供出を行いました。石油備蓄基地は北海道・苫小牧や鹿児島・志布志などにあるようです。

 こういう様々なアイデアを真剣に検討してきたのか。この点を今後も日本政府に対して問い詰めるべきだと思います。荒木さん、ありがとうございました!

【Schagerlさんからのご意見】

感謝します

 Twitterで本記事が紹介されており、拝見しました。
 私は新聞をとっていないので、同様の記事が載せられているかわかりません。
 しかし、こちらの記事はとても事実に忠実で(言葉にするのも恥ずかしい、全く当たり前の事ではあるのですが)、当日の模様がよくわかりました。
 本当に、怒りしか湧かない情けない事件です。
 これほど壮大な「過ち」、必ず今後教科書に載せなければいけません。
 その時に備え、本記事のような克明な事実の記録がきちんと積み重ねられることを願ってやみません。
 かけがえのない貴重なお仕事、本当にありがとうございます。

【ウネリウネラから一言】

 通常のテレビニュースや新聞記事にまとめると、どうしても細部が見えてこなくなります。先日の意見交換会では市民の問いに対して経産省と東電の担当者がどう答えたか、内容だけでなくニュアンスも含めた「応答」をしっかり記録に残す必要があると考えました。

 Schagerlさん、ありがとうございました!


みなさんの意見を募集します

海洋放出問題について、皆さまのご意見を募集します。長いものも短いものも、支持する意見も反対する意見もすべて歓迎です。お待ちしております。

     

     

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました