年明けにあるところで「3・11とメディア」というテーマで話す機会をいただきました。10代の若い方々を前にお話しするため、とても責任重大な仕事だと感じています。
自分が普段考えているところだけで話すのは危なっかしいので、ささやかながら勉強を始めました。
最近読んだ主な本は以下です(ほとんど図書館で借りましたが)。
『メディアは原子力をどう伝えたか』(2011年9月、メディア総合研究所編、花伝社)
→70ページほど。薄いけどポイントを突いてる!
『非原発「福島」から「ゼロ」へ』(2013年1月、東京新聞「こちら特報部」編著、一葉社)
→合計1250ページ。東京新聞の気迫に満ちた紙面が追体験できる!
『自由報道協会が追った3.11』(2011年10月、自由報道協会編、扶桑社)
→フリーランスの人たちの意見を知る!
『「反原発」のメディア・言説史ー3.11以後の変容』(2021年5月、日高勝之著、岩波書店)
→新聞社が社論をどう展開していったかが書いてある!
『3.11とメディア ー徹底検証 新聞・テレビ・WEBは何をどう伝えたかー』
(2013年3月、山田健太著、トランスビュー)
→新聞・テレビといった「伝統メディア」がよかった点、悪かった点が一番まとまっている!
『原発報道とメディア』(2011年6月、武田徹著、講談社現代新書)
→”基本財としての「安全・安心」を確立する報道”というのが具体的にはどういうことなのか!
『テレビは原発事故をどう報道したか 3.11の初動から「孤立・分断・差別」そして「復興」フェイクまで』
(2020年12月、小田桐誠著、秀和システム)
→3.11直後にテレビがどう報じたか。地方局もカバー!
『3.11原発事故後の公共メディアの言説を考える』(2015年3月、名嶋義直・神田靖子編、ひつじ書房)
→言語学の立場からメディアを分析した本。原発関連記事の見出しから、その新聞社の思惑を指摘!
『「本当のこと」を伝えない日本の新聞』(2012年7月、マーティン・ファクラー著、双葉新書)
→日本メディアへの辛口意見!
主だったものは以上です。
もし「これ読まなきゃダメだよ」という本がありましたら、教えていただけますと幸いです(できれば今月中~来月初旬までに…)。
コメント
私のお薦めは
「原子力 負の遺産 核のごみから放射能汚染まで」
北海道新聞社
若い人へ伝える、重要な仕事ですね。応援しています。
早速のアドバイスありがとうございます!
勉強します。
いつも応援ありがとうございます。
ウネリウネラ