この企画は、今年9月福島県内にオープンした「東日本大震災・原子力災害伝承館」(伝承館)という施設の「あるべき姿」を考えていくものです。企画の狙いについては、前の記事「企画のはじめに」をお読みください。

 議論の材料として、館内の各フロアに掲示されている「文章」をアップしていきます。さすがに展示物そのものの画像はアップできませんが、「文章」を読むだけでも、伝承館の「伝え方」の一端は分かると思います。

 この段階ではあえて私たちのコメントは付記しません。読者の皆さまからコメントを集めて、みんなで考えていきたいのです。ぜひ、これらの文章を読んで感じたこと、指摘したいことなどを書き送ってほしいと思います。実際には伝承館に行ったことがない人も、議論に参加してもらえたら嬉しいです。

 投稿フォームは毎回記事の下に設置しておきます。

 前回は2階展示室の最初の展示、①【災害の始まり】のうちの、<1-1>事故前の暮らしまでを紹介しました。

 今回はそれに続く<1-2>東日本大震災 地震と津波の記録 という部分です。


↓ここからが、伝承館内に掲示されている「文章」の紹介です。

<1-2 東日本大震災 地震と津波の記録>

2011年3月11日14時46分、三陸沖を震源とするM9.0の、国内観測史上最大規模の地震が日本列島を襲いました。この地震により、福島県の沿岸部には最大波9.3m以上の大津波が到達。津波は建物や人、まちを瞬く間にのみ込み、あたりの景色は一変しました。

●福島県内の東北地方太平洋沖地震による死者・行方不明者

  死者 1614人 

  行方不明者 196人

●福島県内の東日本大震災における震災関連死の死者数

  2286人

震災関連死の死者とは

震災による負傷の悪化または避難生活等における身体的負担による疾病により死亡し、災害弔慰金の支給等に関する法律(昭和48年法律第82号)に基づき災害が原因で死亡したものと認められたもの(実際には災害弔慰金が支給されていないものも含めるが、当該災害が原因で所在が不明なものは除く。)

↑分量が少なくてビックリするかもしれませんが、<1-2>東日本大震災 地震と津波の記録のエリアで当時の状況を伝えるために掲示されている文章はこれで以上です。津波の映像資料などが大きなスクリーンで映し出されていることを申し添えておきます。


以下のフォームよりご意見をお寄せください。必要事項を明記し、紺色の「送信」ボタンで投稿完了です。

※フォームでの送信がうまくいかない場合や長い論考などはuneriunera@gmail.comへお願いします。コメント欄などもお気軽にご活用ください。

次回は原発事故発生時の状況について説明する展示文章を掲載します。

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