先日の文章「タブレット端末を使った小学校の授業」について、読者の方からご意見をいただいております。一つずつ順番に紹介します。
福島県出身の医師、本田宏さんのご投稿です。
※前回の投稿は、浦島清一さん「物事の不思議さを感じられるのか?」
【本田宏さんからのご意見ご感想】
題名: 考える教育につながるのかが重要
メッセージ本文:
以前ドイツで生活していた方から、「ドイツ人が子どもの教育で重視しているのは、かつてナチスの言いなりになった反省から、自分で考える人間になるため」と聞いて大変感心しました。
日本は、教師に逆らわない、「右向け右」の教育が徹底されているように思います。
iPadを使うかどうかは別にして、自分で疑問を持って考えること、その疑問を解決する力を伸ばし、評価してほしいと願っています。
【ウネリウネラから一言】
”日本の教育は考える人間を育てているか?” iPad 以前のご指摘ですね。その通りだなと思いました。
大人たちが「右向け右」になっていれば、その姿を見る子どもたちも同じ生き方になってしまいますよね。まずは大人たちが、「『右を向け』と言われたら、いったん自分で考えてみて、納得したら右を向く。納得しなければ左を向く」ということを心がけたいです。
すべての問題でそれをやっていると日常生活が進まなくなる、こともあると思いますが、少しずつでも考える習慣を続けていこうと思います。
本田さんは日本の医師不足、医療崩壊について長年考えています。こういう本を出していますので、お知らせします。
日本の医療崩壊をくい止める 本田 宏(著) – 泉町書房 | 版元ドットコム (hanmoto.com)

みなさんのご意見をお聞かせください
前回は浦島さんから「物事の不思議さを感じられるのか?」というご意見をいただきました。今回は本田さんがタブレットを使うかどうかは別にして「右向け右」教育への不安を指摘してくれました。まだまだご意見を募集しています。ぜひ読者のみなさんの考えを聞かせてください。
以下の投稿フォームから、コメント欄などでも、お気軽にご意見をお寄せください。
コメント
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